2024年4月7日日曜日

絵本屋さん誕生‼
札幌市大谷地に今春 絵本屋さんが開店しました。
      絵本屋さんカフェOpen Sesameです。
北海道では初めて!
      国内でも例を見ない〘ギャラリーを併設〙した絵本屋さんです。
        キャラクターは、僕も好きなレッサーパンダ。
      入り口です。開店を応援しています皆さんからの花束がスゴイ! 
         右側が、ギャラリー。
         左側には絵本屋さんやカフェコーナがあります。
開店記念企画の絵本の原画を展示しています。
      原画は「なきうさぎのピッチ/すごいんだ」(芸文社2018年)
          絵本1冊分の原画、15場面を展示。
            画材は、トンボの色鉛筆です。
読み聞かせコーナーもあります。
        ゆっくりと幸せな空間。
        おかあさん、おとうさんの愛に包まれた記憶
        生涯 大きな支えになることでしょう。
        開店、おめでとう! ありがとう!

2024年4月3日水曜日

一日だけの白鳥の湖
   デントコーン畑に 一夜にして“白鳥の湖”が出現しました。
      背景の山並み(西、東ヌプカウシヌプリ山)の頂上は、
      絵本「ナキウサギの山」(2021年/偕成社)の取材地です。 
      また、その麓(十勝鹿追町瓜幕)は、最近話題の映画
      『おしゃべりな写真館』のロケ地になっています。 
     
    突然の湖、白鳥や水鳥には嬉しいですね!
      この地で栄養補給した後 シベリアへ旅発ちます。
      白鳥さん、今春も来てくれてありがとう‼

2024年3月29日金曜日

温かい薪ストーブ
    3月も下旬、
        毎朝 ストーブの灯に癒されています。
        外気温は −7度です。
        今日(3月29日)は終日 雪の予報です。
        こちら十勝地方は、初夏まで暖房が必要です。
        でも大丈夫、薪は十分作りました。
      薪作りに欠かせない斧です。
         多くが開墾、開拓時代から活躍してきた斧です。
         大正生まれの父親から受け継ぎました。
      コロナ禍に造りました地下室です。
        鉄筋の壁以外は全て手作りです。
        厚さ10㎝の断熱材を使用した3部屋のうち一室は野菜室です。
 野菜の自然栽培を中心にエネルギーを含め 自給自足の生活を楽しんでいます。

2023年11月21日火曜日

絵本『竹の谷のつる』が完成!
     開港社発行、河出書房新社発売2023年11月10日)です。
     人と牛が一緒に生活し、家に帰れば同じ屋根の下で生活し、           家族のように牛と暮らした時代のお話です。
        絵本制作に直接関わった方々と記念撮影
               (完成披露会/11月12日、岡山県新見市)
      制作を依頼した新見市(岡山県)の市長、教育長や制作に協力して       くれました大学の先生、竹の谷蔓牛活用推進協議会の方々です。
       原画を、子どもの目線で展示しました。
       親子が駆け足してる場面に誘われて、走り出しました。

2023年10月12日木曜日

然別湖畔を散策しました。
       9月下旬、東雲湖を目指し然別湖畔を歩きました。
        途中、目を奪われたのが、色彩鮮やかなキノコ類。
   おそらく、間違って食べると死ぬことにもなりかねない毒キノコでしょう。
        湖畔の茂みの枝葉が、騒がしく揺れています。シマリスです。
             数mの至近距離。「僕は、ここだよ!」とアッピール。
       5㌔ほど歩き ようやく東雲湖に着きました。
    この湖は北海道三大秘境の一つです。周辺は高山植物が被う凍土地帯。 
            エゾオヤマリンドウが咲いていました。
   帰える準備をしていると、すぐ近くで「ピチッツ!」と元気な鳴き声が。
         ナキウサギです。心が和む散策になりました。ありがとう!  

2023年5月5日金曜日

新緑のペケレベツ岳
                 (日高山脈/撮影5月3日)
     5月初旬のペケレベツ岳(北日高)です。
     私のアトリエ近くの牧場です。
     アトリエのある清水町は、酪農の町。
     牛の数は約5万頭で、町の人口の5倍、
     生乳の生産量は道内3位です。
        牧場の片隅に小さな牛舎が並んでいます。
        よく見ると、子牛がうずくまっています。
        白と黒のホルスタイン種のようです。
        茶色のジャージー種の子牛もいます。
     生まれたばかりの、子牛たちは、母牛を知りません。
     設置された哺乳瓶でおっぱいを吸います。
     でも、ひとりぼっちではありません。
     いっしょにかけっこはできませんが、
     スキンシップはなんとかできます。
ところで、道内の酪農は大変なことになっています。
搾りたての生乳は一部廃棄され、手塩にかけた子牛は価格さえもつかないことも。 飼料も高騰しています。
のどかな牧場風景の維持が問われています。

2023年4月13日木曜日

原画展&お話会の御案内
札幌市では4年ぶりの開催です。
2023年4月22日(土)
場所は、りとるわんとホワイトストーン
(白石区本郷通6丁目南2−1リラハイツ本郷通1階)
主催:しくみ研究所(090-9086-0081)です。
主催者の皆さん、開催の準備 ありがとうございます。
こどもたちもふくめ出会い、再会をとても楽しみにしています。
原画展では『どさんこうまのふゆ』(ベネッセ/1991年)
     『なきうさぎの山』(偕成社/2021年)の原画を展示します。
絵本の主人公 生まれたばかりの子うま(どさんこうま)&子うさぎ(なきうさぎ)を紹介します。
(撮影/1988年北日高オダッシュ山麓) 生まれて24時間経っていません。4月下旬、野外で自然出産しました。 どさんこうまは,野生馬。人の力は必要ないです。
親からはなれ独立したばかりの子うさぎです。 朝から食料の備蓄活動、子どもなのによく働きます。 (撮影/2017年東大雪東ヌプカウシヌプリ山)

2023年4月4日火曜日

ど根性フキノトウ
             (雪に覆われたペケレベツ河川敷にて)
3月25日の早朝です。
雪のなかからフキノトウや福寿草がかおを出し始めまています。
よく見ると このフキノトウ 雪だけでなくアスファルトを押しのけかおをだしています。元祖『ど根性大根』を思い出しました。
     十日ほど過ぎた今日(4月4日)の『ど根性フキノトウ』です。
     押しのけるというより アスファルトを周辺に 蹴散らしています。
     春の生命力のすごい息吹に出会い 元気をいただきました。

2023年3月24日金曜日

しあわせのとき
いつもお母さんといっしょ
(和牛の元祖竹の谷蔓牛の牧場にて/岡山県新見市)
                  (「こぐまの森」偕成社)
アトリエ(北海道十勝)近くの牧場です。
道内の子牛は、お母さんをしりません。
生まれたときからひとりぼっちです。
おっぱいは、小さな牛小屋(子牛一頭用)の哺乳瓶から飲んでいます。
お母さんといっしょに駆けっこしたり、おっぱいを飲んだり
北海道の牧場にはない光景です。

2023年3月14日火曜日

疲れた体を癒す
『鳴滝』(岡山県新見市菅生)で和牛たちが、疲れた体を癒すこともあっただろうと思い制作しました。
           『鳴滝』(なるたき) 2022年11月撮影
用郷林道『七曲がり』で荷物を運ぶ和牛です。
この石積みのつづら折り林道は、高低差のある難所を超えるため明治時代に建設されました。
この時代、和牛は立派に運搬の仕事を担っていました。『鳴滝』は、すぐそばにあります。