「あの日の夢に、会いました。」が、この個展のサブタイトルでした。
十勝清水町の駅前で、僕は育ちました。当時はまだ蒸気機関車の時代でした。力強く吐き出す煙と、ドラフトの音にいつも驚き、憧れていたのを覚えています。
幼い頃、玄関前で棒切れを握って、SLの大きな動輪を描いたりして遊んでいました。大きな円をきれいに描くのは、なかなか難しいです。
何かの表現に挑戦する気持ちは、大人も子供も同じだなと感じています。今も時々、目の前を通り過ぎるSLを思い浮かべます。
80年代当時は、油彩画でナイーフアートの世界を表現していました。近いうちに、それらの作品をブログで紹介したいと思っています。