2013年2月16日土曜日

サンピラーの輝き。

一月下旬のピヤシリ山(986.6m)山頂です。
オホーツク海からの厳しい寒気と風雪が、モンスターと呼ばれるユニークな造形の樹氷を育てていました。


 この日は曇りのち晴れ、気温-27℃、しかも無風でした。
 
しばらくすると、薄い雲に切れ間が!
地表に向けて光が降りてきます。


 神秘的で幻想的な光の柱が輝きだしました。


  一面をオレンジ色に照らします。


 ダイヤモンドダストが舞うなか、記念撮影。
何度遭遇しても感動的な光景です。


 [鉛筆画 『岳人』(東京新聞社出版局)の連載より]
「道北の北緯44度26分に位置するピヤシリ山周辺は、僕の絵本の取材地です。『サンピラー』(石風社)の他、『ピウカ湿原のゆきうさぎ』(河出書房新社)のロケーション・松山湿原(日本最北の高層湿原)は北に4キロの位置にあります。」


2月11日夕方、十勝豊頃町二宮にて再び撮影。
 
時と場所によってサンピラーは輝きを変えます。