2021年11月21日日曜日

1万キロの旅(25年目) 再開!
今年もキタイイズナの写真(撮影地北海道/2014年)が、イイズナ書店のカタログ誌の表紙を飾りました。今年で5年目です。
昨年、コロナ禍の影響で多くの企画が中止、延期され〔1万キロの旅〕をお休みしました。 今年は12月、地域限定ですが再会可能になりました。 原画展の準備をして下さった皆さん、ありがとうございます。 ご来場予定の方々、子どもたちとの出会いを楽しみにしています。
以下、スケジュールです。
12月 佐賀県 長崎県 岡山県
佐賀県 伊万里市 たんぽぽ保育園(2日)
長崎県 佐々町 さざなみ保育園(4日)
岡山県 新見市 野馳小学校(6日)
        刑部小学校(7日)
    高梁市 巨瀬小学校(9日/午前)
    真庭市 真庭市中央図書館(9日/午後)
        真庭市北房文化センター(11日)
皆さんとの出会い、再会を楽しみにしています。

2021年11月17日水曜日

タブローの世界(その2)
初めての自画像  アラ.プリマは、伊語で「一度で」といった意味です。 今からちょうど半世紀前、 美術科に入学した1971年に制作しました。 ある日、アトリエに入室すると誰もいません。 静かな室内の壁は、一面が大きな鏡になっていました。 鏡には、僕だけがいます。 思わず、筆を握り一気に制作しました。制作時間は一時間弱だったと思います。 まさに、アラ.プリマ技法で描いた、最初で最後の自画像になりました。。

2021年10月21日木曜日

タブローの世界から(その1)
無題(270ミリ×220ミリ/1990年/油彩)
 私の処女作は「どさんこうまのはる」(1991年2月/ベネッセ)です。
当時、湿度が低く、透明感のある北海道の自然を表現するには油彩画(17,8世紀の古典画法) と思っていました。 この作品は、そのための習作です。 麻布に石膏を何度も塗り基底材を制作しました。その後、石膏地のキャンバスがひび割れて しまいました。(この作品には、しわのような無数の亀裂が見えます。) それを防ぐため、絵本の原画は、タブロー(板絵/板に麻布を貼り石膏で地を制作) で制作しました。原画の重量は増しましたが、安定感のある堅牢なキャンバスに仕上がりました。
 今後、絵本以外の作品も紹介したいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

2021年6月28日月曜日

『ナキウサギの山』が出版されました。
ナキウサギをモチーフにしたノンフィクション絵本です。 画材は、色鉛筆を使用しました。 偕成社の新作案内のページです。 www.kaiseisha.co.jp/

2021年5月4日火曜日

エゾリスのはる

5月、ヤチブキの花が咲いています。 ペケレベツ川河畔にようやく春が 訪れました。
乳房がふっくら。お母さんです。
エゾリズの家族を取材、制作しています。 取材地はペケレベツ(アイヌ語で清い水)川河畔です。
この春は7匹の子がうまれました。 乳首の数は、8個あるので大丈夫。
巣穴から飛び出し、樹上を冒険するまで成長しました。 子育ても順調ににすすんでいます。
お母さんは、大忙し。 カラスやキツネなどの天敵から子を守り、何度も引っ越しをします。 お母さんのホッとした瞬間を表現しました。

2021年4月25日日曜日

『おかのまちびえい』で原画展

大雪山系十勝岳連峰の山々(撮影5月)です。その裾野にある美瑛町で5月1日から9日まで原画展を開催します。

十勝岳は僕の絵本のふるさとです。

ナキウサギやエゾシマリスの取材のため10年間訪れています。原画展を前に美瑛町の魅力溢れる自然景観やいき物たちをほんの少しですが紹介します。

取材地十勝岳に行く途中に、不思議な池があります。 『青い池』(撮影5月)です。

見た瞬間、幻想的なブルーの世界に魅了されました。

立ち枯れたカラマツがさらに神秘性を演出しています。

 

取材地5月の十勝岳中腹です。 ここにいると、野生動物たちの生命の息吹が伝わってきます。 以下のいきものたちは、同所で撮影しました。 

 

エゾナキウサギの幼獣。 一見モルモットのようですが、ウサギです。北海道では人気ナンバー1。 6月、『なきうさぎの山』(偕成社)が出版されます。

 


エゾシマリス。ナキウサギ同様、生態を取材しています。

 


ギンザンマシコ。なかなか顔をださないナキウサギを待っていると朱色が鮮やかな鳥が現れました。愛鳥家たちに人気の鳥です。

 


ホシガラス。取材中、「ガーガー」とすぐ近くで鳴いていました。あまり人を恐れていない感じでした。

 

美瑛町での原画展は4年ぶりです。 会場は図書館ですが、町内の美沢小学校、美馬牛小学校でもワークショップをします。 美瑛町のこどもたちみなさんとの出会い,再会を楽しみにしています。

2021年1月3日日曜日

丑年のスタート!

令和3年元日 十勝清水郊外にて

 
リスくん、元気いっぱい!


新春のお慶びを申し上げます。
新しい年を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本年もよろしくお願いいたします。

2020年12月26日土曜日

自然とともに。


今年もキタイイズナの写真が、いいずな書店のカタログ誌の表紙を飾りました。

今年はコロナ禍の影響で、新刊の出版だけでなく、原画展や講演会、学校での課外授業などが延期または中止になり、25年目の「1万キロの旅」も叶わず、本当に久しぶりに十勝清水のアトリエで紅葉の秋を過ごすことになりました。

子どもの頃から夢みていた自給自足の生活を目指し、自然栽培の野菜づくりや山林の間伐と薪づくりにはげみました。また、DIYでアトリエをリフォームすることにしました。

どの作業もやり始めると、早朝から日没まで休む暇もない忙しさでした。初めてのレンガ積みや、厚さ10センチの断熱材を使用した基礎断熱の地下室造りに、食事を忘れるくらい没頭しました。

秋の野生動物の取材も行えたので、来年、本ブログで紹介します。動物たちにとって秋は、厳しい冬を乗り越え、春を迎えるための大事な準備期間です。

来年が、子どもたちや皆さまにとって夢と希望に満ちた素敵な一年となることを祈っています。今年一年、ありがとうございました。2021年もどうぞよろしくお願いします。ほんだてつや

2020年4月7日火曜日

春の白鳥。


まだまだ冷え込みが厳しい朝、白鳥がいました。


「クォークォークォークォー」
見上げると、オオハクチョウがアトリエ上空を飛んでいます。


舞い降りたのは近くのデントコーン畑。
雪解けした畑で、餌をついばんでいます。


本州で冬を越し、これからシベリアへ北上します。


こちらは、幼鳥たちです。
幼鳥は全体が灰褐色、頭部が黄褐色です。


「クォークォークォークォー」
甲高い声が響いています。
何をにぎやかに会話しているのかな?
ときどきケンカもしています。


気に入った相手が見つかったようです。


一羽は、成鳥になったばかりです。


初恋かもしれませんね。


一時の休息を終え、白鳥たちがシベリアに向け旅立ちました。


元気に過ごして、また会おうね!

2020年2月28日金曜日

厳寒の野付半島とエゾシカ。


2月12日、早朝6:10、気温−15度。
野付半島で日の出を観賞。
海中から光輝くワイングラスが!

知床半島と根室半島のほぼ中間に位置する野付半島は、延長28キロにわたる砂嘴(さし)で、日本最大の規模です。

12日に、半島の地元、標津町で図書館主催の原画展がありました。その日の前後に半島の生き物たちを取材しました。


朝日を浴びるキタキツネ。


クナシリ島です。撮影地の野付半島からわずか16キロです。


エゾシカの群れがこちらを見ています。


クナシリ島を背に、じっとたたずむオスジカ。


結氷した野付湾。


日が傾いてきました。
夕焼けの雪原に浮かびあがるエゾシカの群れ。


休息地を目指しているのでしょうか。
結氷した野付湾を疾走していきました。


野付半島の夕日。
夜の雪原は静かで厳かです。

2020年1月9日木曜日

子年のスタート!

(令和2年元日 十勝川にて)

新春のお慶びを申し上げます。
新しい年を迎え皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本年もよろしくお願いいたします。ほんだてつや

2019年12月28日土曜日

24年目の一日美術館(北海道~鹿児島県、一万キロの旅より)。

野生の岬馬(宮崎県都井岬、11月9日撮影)

11月中旬、西日本での原画展の旅を終え、十勝清水のアトリエに戻りました。

今年の1万キロの旅は、9月に北海道の名寄市からスタートし、その後、岡山県から鹿児島県まで4県、計18カ所で一日美術館、ワークショップを開催しました。

今年も多くの子どもたちとの楽しい出会いがありました。お忙しいなか、準備をしてくださった主催者の皆さま、ありがとうございました。

以下、一日美術館の様子です。


名寄市北国博物館入り口のモニュメントです。


名寄本よみ聞かせ会の方々が絵本を読んでくださいました。


博物館での原画展は今回で4度目でした。


札幌市学校図書館協議会主催の講演会。
400名近くの方々にご来場いただきました。
絵本屋カフェの南風の出町さんが読み聞かせをしてくださいました。


東神楽町図書館ギャラリーにて。
旭川近郊の子育て支援に大変熱心な町です。
お絵かき教室の前に松居館長さんが、読み聞かせをしてくださいました。


長崎県佐々町さざなみ保育園です。


「さざなみ保育園/あきのコンサート」が開催されました。声楽家の和嶋静代さんとピアニストの大川千洲さんが「なきうさぎのピッチ すごいんだ」(作詞作曲・大川さん)を演奏してくださいました。


子どもたちの大合唱も元気いっぱいで感動しました。


今年最後の原画展は弟子屈町でした。阿寒摩周国立公園内にある自然豊かな観光の町です。多くの幼い子どもたちやお父さん、お母さんにもご参加いただき、楽しい一日でした。

各地の皆さま、ご来場、ありがとうございました。来年は、新刊の絵本を中心に展示します。また、お会いできる日を楽しみにしています。


弟子屈町の原画展終了後、打ち合わせ(2020年2月の原画展)のため、標津町に向かいました。その途中、散策中のキタキツネに会いました。標津町は、北方四島のクナシリ島まで24キロ、北海道東端にある港町です。冬には、流氷とともに数多くの生きものが集まります。近く、取材する予定です。

今年もありがとうございました。どうぞ、よいお年をお迎えください。新年も何卒宜しくお願い申し上げます。ほんだてつや