2014年3月16日日曜日

森の妖精 "キタイイズナ" をやっと撮影できました。

キタイイズナは、北海道に生息するイタチ科イイズナ種の亜種で、イタチの仲間では世界最小です。人前になかなか姿を現さず、運良く出会えたとしても動きが俊敏で撮影困難です。

ところが先日、山積みの薪の中から冬毛のイイズナがいきなり現れました!体長は17、18cmほど。細身で小型です。

見かけは可愛いのですが、真っ赤な口からは鋭い犬歯が上下2本。まさに「山のベビーギャング」です。

素早い動きで縦横に走り回りました。

細い隙間も蛇のようにスルスルと移動します!

特徴ある動きを目に焼き付けようとファインダー越しに凝視しながら、シャッターを押し続けました。

しばらく薪の間を動き回っていましたが、2cmほどの尻尾しか見えなくなり、何処かへ。イイズナはオコジョと似ていますが、身体の大きさと尾の先(オコジョは黒い)で見分けられます。

四季を通して、イイズナもナキウサギとともに取材していきます。