ゴジュウカラとエゾリス
晴天のペケレベツ河畔の森、
フィフィピッピッピと鳴き声が響きました。
見上げると、木に垂直に鳥が止まっています。
ゴジュウカラです。
すると、 逆さまになり下を見つめました。
その視線に応えるように、エゾリスがゴジュウカラを一瞬見つめました。
潜り込むように、一気に雪の中へ突進。
目当てはクルミでした。
昨年埋めた場所を忘れてはいません。
ゴジュウカラが飛び去った安全な樹上で、食事をします。
木の下は、割られてコナゴナになった殻が、散乱していました。
葉のない一面が銀世界の森、野生動物の痕跡を読み解くことが容易で楽しい世界です。